実践活動
研究室として開催したワークショップ等の実践活動について報告します。
たまりばキッズクラブ これなんだ?
開催日:2023年11月11日(土)
主催:NPO W・I・N・G -路をはこぶ & 教育工学研究室
場所:フリースペースTamariba(たまりば)(大阪市西成区岸里)
参加者:施設利用者4名、子ども6名、(+施設スタッフのみなさん、大学生10名)
物事の特徴をつかむこととそれを言葉にして伝えること、そして伝えられた特徴から物を推測することを目的としたワークショップでした。ワークショップの前半では、伝えられた特徴からお題(食べ物)を推測するクイズ大会を行いました。後半には自分たちでお題とそのヒントを決めて、食べ物を当ててもらうクイズとしました。参加者は、クイズを楽しむと同時に、どのようにすれば他の班に自分たちのクイズを当ててもらえるかを考えながら問題を作り、出題する過程を楽しんでくれている様子でした。
*教育工学研究室では、NPO W・I・N・G -路をはこぶ (社会福祉法人ゆうのゆう)さんが運営する“Tamariba”キッズクラブのお手伝いをしています。これは、障害者と地域の子供たちとの交流を促す企画です。
https://www.yourwing.org/basis/new.html
たまりばキッズクラブ みんなで!魚釣りゲーム
開催日:2023年10月21日(土)
主催:NPO W・I・N・G -路をはこぶ & 教育工学研究室
場所:フリースペースTamariba(たまりば)(大阪市西成区岸里)
参加者:施設利用者7名、子ども5名、(+施設スタッフのみなさん、大学生7名)
今回のワークショップのテーマはみんなで「魚釣り」遊びを楽しむことでした。まず、参加者のみなさんには、魚型のカードに思い思いに魚などの海の生き物の絵を描いてもらいました。資料をもとに時間をかけて丁寧に描く人もいれば、直感でバンバン仕上げていく人も。これは魚?というものもチラホラ。20分ほどの作業で50匹を超える魚が出来上がりました。
続いて、4チーム対抗での魚釣りゲームです。大学生がさきほど作った魚の絵にクリップをテープで貼り付けました。そして、事前に用意してきた魚と混ぜて、「海」の上に並べていきます。各チームには釣り竿が配られました。釣り竿の糸の先には針のかわりにマグネットがついています。魚は裏返しになっているため、クリップがどこに張られているかは見えません。だから、釣り竿をうまく操ってくっつく場所を探る必要があります。焦るとなかなか釣れないことも。
チームで順々に釣り上げていき、点数を競いました。実は、大学生が用意してきた魚カードには空き缶などが描かれたものも交じっていて、それを釣ってしまうと減点です。また、点数の高い「レア」な魚も隠れています。点数の高い魚を釣り上げたときは大いに盛り上がりました。施設利用者の方と子どもたちのコミュニケーションも見られました。
*教育工学研究室では、NPO W・I・N・G -路をはこぶ (社会福祉法人ゆうのゆう)さんが運営する“Tamariba”キッズクラブのお手伝いをしています。これは、障害者と地域の子供たちとの交流を促す企画です。
https://www.yourwing.org/basis/new.html
みずからまなぶラボ 自由研究のテーマを探せ!
開催日:2023年7月30日
主催:大阪大学人間科学部教育工学研究室・みずからまなぶ塾
場所:みずからまなぶ塾 彦根本校/長浜教室
参加者:小学生・中学生 25名&保護者
みずからまなぶ塾さんとの共催として、小学生・中学生を対象に、自由研究のテーマを決めることと、自由研究の計画を立てることを支援するワークショップを行いました。ワークショップの中では、参加した小学生・中学生は大学生のサポーターと協力して、自身の「好きなもの・こと」について、「なぜ?」「どうやって?」といった問いかけをしながら研究テーマを探すワークを行いました。また、科学の見方・考え方に関するカードゲームも取り入れながら、見方・考え方を踏まえた研究計画を立てていきました。参加した小学生・中学生からは「1人だときめるのにも時間がかかってしまうけれど、サポートの大学生がいたので、スムーズにできた。」「自由けんきゅうが楽しくなってまたこういうきかいがあったらまたさんかしたいです。」などの感想をいただきました。また、保護者の方からは「とても参考になり、楽しく学ぶことができました。自由研究の進め方がそもそも分からなかったので参加して良かったです」などの感想をいただきました。