研究室として開催したワークショップ等の実践活動について報告します。
開催日:2024年7月28日
主催:大阪大学人間科学部教育工学研究室・みずからまなぶ塾
場所:みずからまなぶ塾 彦根本校/長浜教室
参加者:小学生・中学生 22名&保護者
2023年に引き続き、みずからまなぶ塾さんとの共催として、小学生・中学生を対象に自由研究のテーマを決めることと、自由研究の計画を立てることを支援するワークショップを行いました。前回と同様に、子どもたち自身の「好きなもの・こと」について問いかけをしながら研究テーマを探していきました。今年は特に、小学校で学ぶ理科の考え方である「比べる」「関係付ける」「条件を制御する」を意識しやすいようなワークシートを使って計画を立てていきました。参加者からは「まい年テーマをきめるのに時間がかかっていてなかなか進まなかったけれど、今回のワークショップに参加してサポートの人とうまくテーマを決められてとてもよかったです。」(小学5年生)、「自由研究の考え方、すじ道の立て方や考えの広げ方等、大学生のお兄さんと話し合いながら答えにむかって進めていけた事がとても良かったと思います。自由研究ガンバりますっ!!」(小学6年生保護者)などの感想をいただきました。
主催:大阪大学人間科学部教育工学研究室
協力:住民と育む未来型知的インフラ創造拠点 共創ラボ@YAMATEDAI
場所:山手台コミュニティセンター多目的室
参加者:小学生・中学生 19名&保護者
共創ラボ@YAMATEDAIさんに協力していただき、茨木市の山手台地区にて、自由研究のテーマを決めることと、自由研究の計画を立てることを支援するワークショップを行いました。大学生が実際に取り組んだ自由研究の話を聞いた後で、子どもたち自身の好きな食べ物や好きな動物、好きな習い事・スポーツなどについて、「なぜ?」「どんなしくみ?」といった問いかけをしながら研究テーマを作っていきました。「いつもやりたいなーって思うけど、けっきょくどうやってするか分からなくてやるのあきらめることが多いけど、ここでは細かく決めることができて、やる気がおきた。」(小学6年生)、「とっても楽しかった!次もやりたいな!自分のぎ問をたくさん作れてうれしいです。来年もよろしく!!」(小学4年生)、「子供の発想を形にするため、どのようなアドバイスが良いのか迷うことが多かったのですが、一緒に形にしていく過程を経験できて、とても良かったです。ありがとうございました!」(小学3年生保護者)などの感想をいただきました。
開催日: 2024年6月29日(土)
場所: ららぽーとEXPOCITY
参加者: 小学生〜大人の方 40名
目標に向かって日々努力する中で経験する誘惑に対して、どのように対処していくかという方略を体験的に学ぶことができるオリジナルカードゲーム「サボリグセサバイバル」を体験するブースを出展しました。参加された方々には、カードゲームを体験していただいた後に、目標を達成する上で障害になるかもしれない誘惑にどのように対処するかを想像してもらう「たこやきシート」をつかって、未来への歩み方を想像してもらいました。参加していただいた方からは「私は誘惑に負けてしまうことがよくあるので、今回のゲームで教えてもらった『対策を立てる』ことをやっていきたい」「学校ではこんなことを考える時はあまり楽しくないけど、こんなカードゲームでやるとより楽しかった。またやりたい。」などの感想をいただきました。
開催日:2023年11月11日(土)
主催:NPO W・I・N・G -路をはこぶ & 教育工学研究室
場所:フリースペースTamariba(たまりば)(大阪市西成区岸里)
参加者:施設利用者4名、子ども6名、(+施設スタッフのみなさん、大学生10名)
物事の特徴をつかむこととそれを言葉にして伝えること、そして伝えられた特徴から物を推測することを目的としたワークショップでした。ワークショップの前半では、伝えられた特徴からお題(食べ物)を推測するクイズ大会を行いました。後半には自分たちでお題とそのヒントを決めて、食べ物を当ててもらうクイズとしました。参加者は、クイズを楽しむと同時に、どのようにすれば他の班に自分たちのクイズを当ててもらえるかを考えながら問題を作り、出題する過程を楽しんでくれている様子でした。
*教育工学研究室では、NPO W・I・N・G -路をはこぶ (社会福祉法人ゆうのゆう)さんが運営する“Tamariba”キッズクラブのお手伝いをしています。これは、障害者と地域の子供たちとの交流を促す企画です。
https://www.yourwing.org/basis/new.html
開催日:2023年10月21日(土)
主催:NPO W・I・N・G -路をはこぶ & 教育工学研究室
場所:フリースペースTamariba(たまりば)(大阪市西成区岸里)
参加者:施設利用者7名、子ども5名、(+施設スタッフのみなさん、大学生7名)
今回のワークショップのテーマはみんなで「魚釣り」遊びを楽しむことでした。まず、参加者のみなさんには、魚型のカードに思い思いに魚などの海の生き物の絵を描いてもらいました。資料をもとに時間をかけて丁寧に描く人もいれば、直感でバンバン仕上げていく人も。これは魚?というものもチラホラ。20分ほどの作業で50匹を超える魚が出来上がりました。
続いて、4チーム対抗での魚釣りゲームです。大学生がさきほど作った魚の絵にクリップをテープで貼り付けました。そして、事前に用意してきた魚と混ぜて、「海」の上に並べていきます。各チームには釣り竿が配られました。釣り竿の糸の先には針のかわりにマグネットがついています。魚は裏返しになっているため、クリップがどこに張られているかは見えません。だから、釣り竿をうまく操ってくっつく場所を探る必要があります。焦るとなかなか釣れないことも。
チームで順々に釣り上げていき、点数を競いました。実は、大学生が用意してきた魚カードには空き缶などが描かれたものも交じっていて、それを釣ってしまうと減点です。また、点数の高い「レア」な魚も隠れています。点数の高い魚を釣り上げたときは大いに盛り上がりました。施設利用者の方と子どもたちのコミュニケーションも見られました。
*教育工学研究室では、NPO W・I・N・G -路をはこぶ (社会福祉法人ゆうのゆう)さんが運営する“Tamariba”キッズクラブのお手伝いをしています。これは、障害者と地域の子供たちとの交流を促す企画です。
https://www.yourwing.org/basis/new.html
開催日:2023年7月30日
主催:大阪大学人間科学部教育工学研究室・みずからまなぶ塾
場所:みずからまなぶ塾 彦根本校/長浜教室
参加者:小学生・中学生 25名&保護者
みずからまなぶ塾さんとの共催として、小学生・中学生を対象に、自由研究のテーマを決めることと、自由研究の計画を立てることを支援するワークショップを行いました。ワークショップの中では、参加した小学生・中学生は大学生のサポーターと協力して、自身の「好きなもの・こと」について、「なぜ?」「どうやって?」といった問いかけをしながら研究テーマを探すワークを行いました。また、科学の見方・考え方に関するカードゲームも取り入れながら、見方・考え方を踏まえた研究計画を立てていきました。参加した小学生・中学生からは「1人だときめるのにも時間がかかってしまうけれど、サポートの大学生がいたので、スムーズにできた。」「自由けんきゅうが楽しくなってまたこういうきかいがあったらまたさんかしたいです。」などの感想をいただきました。また、保護者の方からは「とても参考になり、楽しく学ぶことができました。自由研究の進め方がそもそも分からなかったので参加して良かったです」などの感想をいただきました。